1/4の奇跡 1/4とは・・・

くまげらでの上映会も近づいてきました。 (11/20(日)です059.gif。)

今回は、映画のタイトル「1/4の奇跡」にもある ”1/4” のことについてお話したいと思います。

”1/4”はそもそも「鎌状赤血球貧血症」という病気からきています。

かっこちゃん(山元加津子さん)が、ある日NHKの『人体Ⅲ』という番組を見ていたら鎌状赤血球貧血症の病気のことが出ていました。

  アフリカでは鎌状赤血球貧血症という病気を持っている人がたくさんみられ、その病気は、遺伝子によるものだということがわかっているそうです。

  その遺伝子を持つ人の兄弟を調べると・・・

  四人に一人が貧血症を発症して、呼吸困難や発熱や痛みなどの発作がある障害を持ち、そのうちの二人は同じように鎌状の赤血球の遺伝子を持っているれど障害は無く、そして残りの一人は、その遺伝子を持たないのだそうです。

  あるとき、鎌状の赤血球の遺伝子を持つ人がたくさんいる一帯で、マラリアが流行ったそうです。

  多くの人が次々と倒れ命を落としていくなかで、鎌状赤血球を持つ人はその病気にかからず、その一帯の人たちは絶滅することなくすんだというのです。

  そして不思議なことに、マラリアが流行る地域で、鎌状赤血球の遺伝子を持つ人が多く見つかっているのだそうです。

  NHKの放送では、マラリアに強い障害の無い鎌状の血液の遺伝子を持った二人が存在するときには、鎌状血液で障害を持っている人も必ず存在するということになる。

  言い換えれば、もし鎌状血液を持ち、身体に障害を持っている人がいなかったら他の二人も存在せず、その周辺の人たちはマラリアによって絶滅したのではないか。

  だからその障害を持った人は、その一帯の人たちにとってものすごく必要な人だったのだ・・・・ということでした。
                               (「本当のことだから」著:山元加津子 から一部抜粋)
 


つまりは、   
        1/4・・・鎌状赤血球をもち、障害をもつ人
        2/4・・・鎌状赤血球をもち、障害がない人
        1/4・・・鎌状赤血球をもたない人

というグループがあって、鎌状赤血球を持たない人たちだけではマラリアにかかってしまうし、鎌状赤血球を持ち、障害がない人が存在するには、鎌状赤血球を持ち、障害を持つ人が必要だ、ということなのです。       
(このほかにも、700年前にペストが大流行した村の子孫でエイズにかからない人たちがいる、などのお話もあってすごく興味深い内容です。)

映画はこの”1/4”からきているわけですが、鎌状赤血球やペストに限らず、今はまだ解明されていない病気や障害が、何らかの理由があって存在しているのかもしれない・・・と考えてしまいます。

もちろん、病気や障害を抱えて悩んでいらっしゃる方にとっては、「そんなにきれいごとには思えない!」といわれてしまうかもしれませんが、やはり無駄な命なんてないと思いたいです。

映画では、筑波大学名誉教授でDNAの権威である村上和雄先生も少し出てお話されています。

病気や障害を持つ持たないに関わらず、すべての人が必要があって存在している、あなたはあなたのままで、そのままで大丈夫なんだよ、というのメッセージがこめられた映画です!

午後の部のお席はまだ空きがありますので、ご興味のある方は是非観に来てくださいね♪
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by fuku-kumagera | 2011-11-09 14:25 | 日々のつぶやき | Comments(0)